Academics
小中高大学へとつながる総合学園のメリット
総合学園でなくては出来ない多彩な体験学習プログラムを用意しています。驚きや発見、そこから生まれる知的好奇心をますます伸長させ、進学を含めた未来への扉を大きく開く独自の取り組みとなります。
日本大学第一学園は、日本大学最初の付属校(日本大学中学校)として創立された経緯をもち、現在でも日本大学との強いネットワークを有しています。そのメリットを最大限に活かし、日本大学理工学部、生産工学部、薬学部の協力のもと、専門性を活かした体験・見学プログラムを実施しています。4年生は、日本大学薬学部の薬草園の見学に行き、大学教授や学生から薬草・植物の特徴や季節の変化との関係について、丁寧な説明を受けます。3・5・6年生は、理工学部や生産工学部での実験教室があります。多感な小学生のときに、教授や先輩方の専門性の高い知識に触れることで、子どもたちの今後の進路選択に影響を与える貴重な機会になっています。薬剤師や宇宙飛行士、パイロットなど多様な夢をもつきっかけにもなります。中学校・高等学校・大学と連携した独自プログラムは、総合学園である本校の大きな特色の1つです。
薬草園の見学(薬学部)
4年生は、本校から歩いて30分程の距離にある日本大学薬学部薬草園に見学に行きます。薬草園には、珍しい植物がたくさん栽培されており、児童たちは見たことのない植物に目を輝かせ、興味の種が膨らんでいきます。当日は、薬学部の教授、大学院生のみなさん方が、植物の詳しい説明から児童たちの質問の受け答えまで、丁寧に対応していただけます。帰り際には薬草園にある植物で作った特製のお茶(ステビアなど)を飲んで帰ります。
実験教室(理工学部・生産工学部)
3・5・6年生は、日本大学理工学部と生産工学部の協力のもと、特色ある体験・見学プログラムを実施しています。専門性の高い研究に触れることで、驚きや発見、そこから生まれる知的好奇心をますます伸長させ、進路選択の幅を広げるための独自の取り組みとなります。
歯磨き指導(松戸歯学部)
日本大学松戸歯学部付属歯科衛生専門学校の学生に来校していただき、歯磨き指導を受けます。規則正しい食事と虫歯の関係、唾液の働きなど、発達段階に合わせて、歯の学習をします。歯ブラシが届きにくい場所の確認のために、カリエスチェッカーも体験します。毎年、正しい歯の磨き方を学ぶことが子どもたちの健康を守ることにも繋がっています。
医・歯・薬学部[1日見学と看護体験]
付属病院を1日見学し、看護体験、医学部リサーチセンターにて最先端医学の実験を体験できます。研究所で行われるようなES細胞での実験や、大学レベルの発表を体験するなど、普通の高校ではなかなかできない貴重な体験型学習です。
理工学部[超電導実験とロボット制作]
週1回、1年間通い、プラズマ・超電導実験やエコカー、ロボット制作に勤しんでいる生徒もいます。実験、研究の成果は文化祭で発表し、プレゼンテーション技法も学びます。
理工学部[二足歩行ロボット・宇宙エレベーターの研究]
日本大学理工学部精密機械工学科の支援を受け、大学での最先端の研究について学習しています。大学の各研究室に配属され、教授の指導のもと大学院生、大学生から丁寧で分かりやすい最先端技術の習得をします。二足歩行ロボット、宇宙エレベーター、エコランカーなどを実際に製作し各競技会などへ参加しています。
医・歯・薬学部[1日見学と看護体験]
救命センター、手術室、臨床検査部、薬剤部、放射線部、理学療法部などの職種を見学し、これらの職種がそれぞれ協力し合って患者さんの治療に当たっていることを見学します。実際の看護師の指導で行う看護体験や、歯学部では、歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士の仕事を見学します。薬学部では薬品分子化学、薬理学、臨床医学の面から大学の先生について4日間にわたり学びます。