Academics
進化を続けるICT教育
本校はコロナ禍において、子どもたちのつながりを作り、学びを止めないことを第一に考え、2020年の5月からオンライン授業を実施してきました。子どもたちに教材を送る学校、映像を配信する学校など、当時各校で様々な取り組みが行われました。私たちは子どもたち同士、そして教員と子どもたちがリアルタイムでつながることが重要と考え、対面授業が再開されるまで、国・算・理・社といった4教科のみならず、英語、音楽、図工といった専科の教科もオンライン授業で行いました。
その際の経験を踏まえ、これまでメディアルームにある40台のパソコンを共有して使用していた環境から、一人1台iPadが使える環境を作りました。本校では児童がカードに自分の考えや図、写真などを送ることで、共有して友だちに意見をもらったり、教員に提出して確認したりすることができるようになりました。これまでとは違うスピードで共同作業や意見交換をし、アナログでは見ることも聞くことも難しかった多様な意見や考えを知ることができるようになったため、子どもたちの思考や表現の深まりが見られます。
デジタル教科書やAIを使ったドリル、スライドを使った表現など、他にも様々な場面でICTを使っており、本校のICT教育はこれからも進化を続けていきます。